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小林真一の作品を拾い読み きらめく星座社★ はぐれ狼が奔る

小林真一の作品を拾い読み きらめく星座社★

こんにちは。 神戸から生まれた出版社、『きらめく星座社』です。 私たちが送りだす、小林真一・著の作品を、少しずつご紹介していきます。

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【 『はぐれ狼が奔る』 トカゲの尻尾切り より 】

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『 はぐれ狼が奔る 』 トカゲの尻尾切り より・・・


「週刊誌だとっ」

「それが分っていて、なぜ止めない。なんのために、繊維担当から引上げて、専務昇格含みで人事担当にしたのか意味がないじゃないか。今の牧山は我を忘れている。まさに群から離れた狼だ。中川や大沢に噛み付くのはまだしも、かつての直属の上司にまで噛み付くほど、常軌を忘れたわけ
じゃあるまい。何だったらキミだけじゃなく、オレも参加して牧山の慰労をやると伝えて、週刊四季
の方は断らせろ。社長直々の慰労会が入ったからといえば、先方もキャンセル仕方なしと納得するんじゃないか」

ここらの展開まで、牧山は読んでいた。

野川が苦渋に充ちた顔で、竹下の意向を伝えたところ、意外にも牧山は応じたのである。

「なんだ、さっきまで先約ありと強硬だったじゃないか」

「強硬を貫いた方がいいのなら、そうしますが」

「いや、そりゃ困る」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『 はぐれ狼が奔る 』 トカゲの尻尾切り より・・・



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【 はぐれ狼が奔る 】

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『 はぐれ狼が奔る 』 ヒーローを救え より・・・


「牧山ではあるけど、何か用でもあったかい」

「いえ、上司の中川から、一連の失礼の段を
くれぐれもお詫びせよ。今夜中にもお邪魔する
ようにと申し付かりまして、私は人事課長の
山野でございます。ご迷惑でなければ今から
でもそちらに伺ってお詫びしたいと、今ここに
中川も居るのでございますが」

「大変迷惑な話で、お断りします」
「中川専務が居るのなら、こうお伝えください。
牧山は専務のご希望通りの、どうしようもない
破廉恥漢で、早速ホテルのバーで見つけた
可愛い子ちゃんと仲良しになって、今からもっと
仲良しになろうとしている最中ですってな。
専務が喜びそうなニュースだろうが。てなわけ
で邪魔すんなよな。二度と電話なんかするな」

かおりの部屋に戻ると、牧山の声が聞こえて
いたらしく、

「嬉しいわ、可愛い子ちゃんだなんて」

「だって、可愛いもん。他に言い方ない
じゃないか」

「会社からだったのね。こんな時間なのに」

「なに、ボクが怒って何をしでかすか、社長も
重役連中も、息をひそめてビクビクしてるって
ことさ」

「いったい、何があったの」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『 はぐれ狼が奔る 』 ヒーローを救え より・・・



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